子どもと遊ぼう!夫を愛そう!人生を楽しもう!!保育士・煩煩ママの元気が出るBLOG。


by bonbonmama
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<   2011年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧

今日は例の「ハロウィンパーティーinお寺」が開かれた。

何故お寺でハロウィンなのかと種明かしをすれば、お寺の住職の奥さんが英会話教室の先生で、英会話教室とお寺の日曜学校がコラボしてハロウィンパーティーを開いたと言うわけ。
そこで、スタッフとして参加した私。

時間になると、続々とコスプレしてやってきた子ども達。
魔法使いに魔女に天使にお姫様。

ちなみに、煩煩は「ハリーポッター」に変身して、煩子は「美女と野獣のベル」、煩チビは「プリキュア」。そしてもちろん私は「お姫さま」。まあ、この辺は当然といえば当然か。

送迎してきた知り合いのお母さんが「まあまあ、可愛くなっちゃって~」と私を絶賛。
36歳になったとはいえ、ティアラを頭に戴けばまだまだ私も「お姫さま」で通じる。ここが実力の見せ所・・・だったはずだったのだが。
その直後、煩チビがはげしく愚図りだし。
なんと、「お姫さま」のコスプレをしたまま、煩チビをバッテン紐でオンブする羽目に。
子どもをオンブする「お姫さま」って、どんな・・・。子どもの夢ぶちこわしだ。

小学生の子ども達に「T君のお母さん、変な格好してる~」と笑われ、さらし者にされつつも、コスプレした子ども達は続々と玄関に到着する。

子ども達を出迎えていたら、煩煩のクラスで一番可愛い女の子が、「お姫さま」のコスプレで到着した。
悔しいかな、私の「お姫さま」は完膚無きまでに敗れ去った。

その女の子Nちゃんは、一年ほど前にX町に転入してきた女の子だ。
その子が転入してきたときは、えらい騒ぎだった。

「とてつもなく可愛い女の子が転入してきた」と。

それは誇張ではなく、現実だった。
他の地元女子(煩子も含めて)が気の毒になるくらい可愛い女の子だったのだ。

透き通るような肌の色。
まっすぐな黒髪。
愁いをたたえた漆黒の瞳。
そして、可愛いえくぼ。
まるで雑誌のモデルかドラマの子役のような女の子だったのだ。
私と友達はひそかにこう呼んでいた。
「X町にも黒船(ペリー)来航か」と。

そのNちゃんが、ものすごくゴージャスな「お姫さま」のコスプレで現れた。
髪はカールを巻きセットして、頭には小さなティエラ。
少しお化粧をして、裾が広がった白とピンクのドレスを着ている。

神々しいまでのかわいらしさに、私も潔く負けを認めた。

「Nちゃん、凄く可愛いね~!!素敵~~!!」
私がそう言うと、照れてはにかむNちゃん。
ああ、私がNちゃんの体と交換できたら、これから始まるNちゃんのモテモテ青春時代を思いっきり謳歌できるのに・・・!!

一方、男子たち。
同じ学年の一年生だけではなく、2年生3年生もNちゃんの可愛らしさに恐れをなしていた。
さっきからチラチラ見て、もの凄く意識しているくせに、Nちゃんが近くを通ると大げさなリアクションをする。

「うわ~N子が来た!!」
「お前、こっち来るなって!」
「何だよお前~!!」

ああ、悲しいかな。
典型的な「可愛い子には意地悪したくなる」パターンだ。

男子のリアクションを見て、しょんぼりするNちゃん。
私はこのバカ男子達の反応を申し訳なく思った。
ごめんよ、Nちゃん。こいつらいいやつなんだけど、バカなだけなんだって・・・。

パーティから帰ってきてから、煩煩としみじみ語った。
「あんたたちさ、Nちゃんがお姫さまの格好してたからって、バカにするような態度とったじゃん。」
煩煩
「・・・・」

「あんたたちお子ちゃまだからわかんないだろうけどさ、あと10年くらいしたら絶対後悔するよ。」
煩煩「?」
「あと10年もしたら、Nちゃんメチャクチャ綺麗なお姉さんになってさ。それに比べてあんた達なんてパッとしないダサくて地味な高校生になってさ。いくらその時になってNちゃんに憧れて告白しても、絶対相手にされなくなるよ。」煩煩
「俺ら、禿げて太るの?」

「そうかもね~。見かけはどうしようもないから、せめて優しい男子になればいいのにさ~。あんな態度とってたら、10年後はあんたたち相手にされないわ。Nちゃんに虫けら見るみたいな目で見られるよ、きっと(笑)」
煩煩「虫けらって何?」
「ミジンコとかだよ。」

いや、ミジンコ以下かも。

この時期の男子ってば、ほんと損してるよな~。
煩煩なんて、容姿は望み薄なんだから、今から「男のダンディズム」を叩き込もうかな。
からかわれてる女子に、そっと涙を拭くハンカチを差し出せる男子になれたら、将来いい嫁連れてくるかもね。
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by bonbonmama | 2011-10-30 22:17 | 日常
明日、日曜日に知り合いのお寺で子ども向けのハロウィンパーティが予定されている。
お寺でハロウィンって・・・まあ、そのユルさがこのお寺の愛すべき所で(笑)

そのパーティのお手伝いを依頼されていた私。
ゲームなどの進行アシスタントの他に、場所(ブース)と時間30分を任せるから「何かやってくれ」と言われた。
対象年齢が幼児~小学生の40名。

う~ん。
年齢層が広い。
しかも、30分で40名さばけるものって、どんなものだろう・・・。

色々考えた末、今回は簡単なクラフトをすることにした。
「何かやってくれ」と言われたら、捻る出せるのがこの私。さすがだ。・・・っていうか、この手の依頼が度々ある。

「何かショーやって。どんなんでもいいから。」
「何か企画して。材料費出すから。」
「クリスマスのイベントで何か作りたいんだけど、煩煩ママさん何か得意な事ある?」

プライベートでのボランティアもあるし、町から予算もらって仕事として引き受けることもある。
だんだんX町のオールマイティカードになりつつあるんだけれど、赤字になることもあるくらいだから、ちっともお金にならない(泣)

・・・まあ、金にはならないけど、自己満足&経験値になるからいいのだ。高尚な趣味としておこう。

クラフトをすると言うことで、押入の「MY教材庫」を物色。
私は「教材庫」なるものが、幼稚園教諭時代から大好きなのだ。
しかも、私が勤めていた幼稚園では、幼児の制作物なれども「大人が見ても素敵と思える物を企画せよ」がモットーだったので、実に色々な物が揃っていた。

余談だけれども、よその幼稚園などの制作で、トイレットペーパーの芯やら折り紙なんかで、ウサギさんやらクマさんやらがモチーフの制作を見ると、心底がっかりしてしまう。
きっと、自宅に持ち帰っても母親は口先では「可愛いね~」なんて言うかもしれないけれど、インテリアの邪魔になるんだろうな・・・と同情してしまう。

そんな事にはなりたくないので、たとえ幼児や小学生の工作でも、センスがあって実用的な物を企画してあげたくなるのだ。いや、むしろ幼児期だからこそ、美的感覚は大切なのだと思う。

話が脱線したが。

さて、MY教材庫を物色。
私の教材庫を紹介するとこんな感じ。

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押入に本棚を入れて、そこを「教材庫」と呼んでいる。
実際に、仕事で一緒の保育士とは我が家で打ち合わせして、我が家の教材庫から色々出して制作の試作品やらを作ったりしている。
「Tちゃん(私)の押入って、何でも出てくるよね」と、その保育士が言うように、自慢の教材庫なのだ。

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ここには細々した文具。
「割ピン」なんて、出番が多いのだけれど最近は文具店で探すのも大変。
紙のマペットなんか作るととっても可愛い。

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100均で買った、クラフトパンチやマスキングテープなど。
仕切がついたケースなんかは、細々した材料を大人数で使うときに重宝している。

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ここは工具や、木片、ワインのコルク栓なんかが入っている。木片に和紙、とかワイヤーとコルク栓、っていう組合せも素敵なんだよね。

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こちらはちょっと物騒な薬品も待機中。
シャボン玉作りや、スライム作りに使用する。

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この引き出しは、100均グッズだらけ。
マグネットやワイヤーなんかは、100均で十分。

100均のくるみボタンキットと、布の切れ端がたくさんあったので、今回の制作は「くるみボタンのマグネット」にすることにした。(足りない材料は主催者に請求するとして)

制作する物が決まったので、次は準備。

40人全員が30分で一応「作った感」を味わえるように準備する。
制作の準備は、子どもの行動をシュミレーションして、考えられるアクシデントなども予想して準備することが重要だ。
要するに「転ばぬ先の杖」。念には念を入れて準備すれば、当日は余裕が出来て、参加者と一緒にクラフト作りに参加できるくらいがちょうどいい。

しかも、今回は40人と人数が多いので、子どもが行う作業は最小限にとどめる。
布も切っておいて、リボンや材料も切っておく。
ついでに「作り方」も、ひらがなで書いておけば高学年の子が低学年を指導できる。
人数少なくて、時間もたっぷりあったら布を裁つところから体験させるんだけどね。

教材庫を紹介したついでに、今回は準備の様子も紹介。

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クルミボタンの金具をペンチで外す。40人が2つ作る計算で、予備が20個で合計100個!
外した際に、アルミが尖っているところをペンチで潰す。指が切れるのを防ぐため。安全配慮もミソ。

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巻いてあるリボンテープも、最終的には布に貼るんだから、最初から切ってしまう。
そうすると、人数が多くても待ち時間がなく回転率が上がる。

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ダイソーじゃなくて100均のセリア?(名前忘れた)で見つけたフエルトシール。可愛かったのでこれも使う。

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当然、このシールも適当な間隔で切り分けておく。ワンシートまるまる出しておいたら、幼児なんかは特に全部ゴテゴテ貼りたがるからね。

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携帯に貼り付けるキラキラのデコシールも使うことにした。
この辺は、美的に問題ありかも。布素材にキラキラは合わないんだけれど、幼稚園児もいると言うことで、制作意欲をかき立てるために使用することにした。
・・・小学生だけならこれは使わないんだけれどね。

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こんな風にして、準備完了。
箱や仕切ケースにまとめて、あとは会場で広げるだけ。

また、これも勤めていた幼稚園のモットーだったんだけど、「制作本番と全く同じ材料で、子どもの目線になって試作品を作れ」。
いや、この教えはずいぶん叩き込まれました(笑)
でもおかげで、今でも仕事の色んな場面で役に立っている。

幸いにも「子どもの目線になって」というのは、実際に我が子に作ってもらえば試作品ができあがる。

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これがくるみボタンマグネットの完成品。
上から二つずつ、煩煩作、煩子作、そして下の二つは私が作った物。

キラキラデコシールはやはり違和感ありかな(笑)

以上、今回は我が家のMY教材庫と制作の準備風景を紹介してみました。










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by bonbonmama | 2011-10-29 22:55 | 保育ネタ

備忘録

この一年で二回ほどこんな相談を受けたことがある。

「友人の子どもが、私から見たら発達に問題があるように思う。その友人に発達外来を勧めた方がいいだろうか?」と。

「あなたの子どもの発達が気になるし、専門家に相談したほうが良いと思う。そうしたら悩みも解決するかもよ」と友人として勧めたいらしい。

ちょっとまって。友人としてそうアドバイスするのは最終手段にしたほうがいいんじゃないか?と2例ともそう答えた。

その悩んでいる母親、は我が子の発達をどう思っているのだろうか?
保健師さんなりに相談しているのではないだろうか?
周りは気がついていないけれど気になるのだろうか?
家での様子はどうなのか?場所が変わったり人が変わった事で不安なのではないだろうか?
発達外来を勧めたところで、すんなり納得して行動を起こすのだろうか?
そもそも、一週間のうちに数度しか会わない友人の子を「発達に問題がある」と決めつけてもいいことなのだろうか?

他人から見て「この子発達に問題がある?」と思っても、やはり専門家ではないし、当事者に忠告するのは私だったら最終手段になると思う。
かりに忠告しなきゃいけない場面に遭遇したとしても、友人関係が壊れてしまうことを覚悟しないと、アドバイスは出来ないように思う。

それほど「母」と「子」と「発達」と「社会」は微妙で難しい。

とかく母は情報に振り回されやすいし、子どもの発達は十人十色だから・・・・。

数字と踊るエリ 娘の自閉症をこえて

矢幡 洋 / 講談社

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3ヶ月くらい前に読んだ本だけれど。紹介していなかったように思う(すでに紹介済みだったかも)

臨床心理士として有名な研究家でその分野では多数の著作をもつ作者が、我が子の幼稚園での様子を見て「もしかいして」・・・・から病院に連れて行く事から話は始まる。

専門家なのに、いや専門家だから認めたくはない。
それでも我が子のためにと、自身のプライドを捨て、「自閉症」と診断されたわが子と向き合っていく話。

ネタばれになっちゃうかもしれないけれど、世間によくある「親子の感動物語」ではない。
もう、突っ込みどころ満載。あんた、ホントに専門家?といいたくなる場面もある。
父親のヘタレぶりにイライラする場面もある。表情を変えずに暴力的になる娘エリにゾッとする場面もある。

「感動物語」とか「成功事例」ではない。

完全に「親と子の戦い」これに尽きる。壮絶だけど、これが現実か。

何とも言えない、強烈な本でした。

2冊目の本。
蠅の帝国。帚木 蓬生の本だ。

蝿の帝国―軍医たちの黙示録

帚木 蓬生 / 新潮社

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図書館の司書さんと「最近の本は、表面だけの薄い内容の本が多い。でもそんな本がヒットしていたりする」と、一緒に嘆いた。
もう、面白くない本は本当に面白くない。3Pくらい読んだらすぐにわかる。
軽いし、展開速すぎだし、無駄に恐怖や涙やエロチックを盛り込む。
全然感情移入出来ないし、「ハズレ」を引いた感じでがっかりする。
名前は出さないけれど、かつて私が大好きだった作家も、シリーズ物で大ヒットを飛ばしたり、映画化されたりしたあと、続々と面白くない本を出している。

司書さん曰く、「(作家)MやHなんか、本屋にしたらドル箱らしいですからね。だから強引に本書かせるんじゃないんですか?買う方にしたって、そりゃ~MやHの本だったら買っておくか、ってことになるし。」
かくいう私も作家Mの本を真っ先に図書館に予約してがっかりして返却した口だ。

そんな中でも帚木 蓬生は、期待を裏切らないですよね、と意見が一致した。

読む前に「今日は帚木 蓬生を読むぞ」と覚悟しないと、読めないという。私も同感だ。

現役の精神科医でもある作者が書く世界は、どこか冷めた目線であり、とてもリアルだ。
この「蠅の帝国」は戦時中、軍医として招集された若者達の証言集である。
フィクションとなっているが、あとがきの後の「参考文献」を見たらいかに現実の世界を調べ上げ、忠実に描写しようとしている作者の姿勢が伺える。

一番印象に残ったシーンは、広島の原爆後遺症を研究しに派遣された軍医が、ある工場長の証言を聞く場面だ。
あるいは、人は多くの死に直面したとき、みな同じような空虚な表情になるのだろうか。
そう主人公の口を借りて作者が分析する。

また、私は映画の「プライベートライアン」を思い出した。
主人公が瓦礫の山で戦車からの砲撃に逃げまどうシーン(だったように思う)。
主人公の神経が集中して鋭利にとぎすまされ、時間がスローモーションになり、耳から聞こえる音が遮られ、自分の心臓の音と呼吸だけが不気味に聞こえる。

本を読んでいながら、主人公のそんな状態を感じられるのだ。

この本を読んでいるとき。
私はあまりにも集中しすぎて、子どもが呼ぶ声も聞こえなかった。
「ねえ、お母さんてば!」そう大声で言われて、「びくっ!!」と体が3センチ椅子から浮いた。

3冊目。

この辺に配布されているタウン誌で紹介していた作家、久坂部羊の本。
恥ずかしながら、この作家さんの名前を知らなかった。

廃用身

久坂部 羊 / 幻冬舎

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物語は、志が高い青年医師が、高齢者医療に夢を持って、あるデイケアセンターに医師として着任するところから始まる。

そこで現実に起こっているきれい事ではすまされない何十年もの介護生活。
思うように体が動かない事へいらだち、遠慮しながら生きている高齢者。
地獄のような介護生活に疲れ果てた家族や介護スタッフ。

主人公の医師は「Aケア」と称して、高齢者たちの麻痺した手足を切断する手術に踏み切る。
その後、医師は?高齢者達は?介護者は?マスコミは?社会は?

はっきり言って、これはかなりの「問題作」であるとおもう。
それしか言いようがない。

賛否両論ある本だろうとは思う。
かなり衝撃的な場面もある。

私は仕事で高齢者とも関わっている。
90歳を越した男性でも、体の不調を訴え、健康に気を遣い、病院に通い、薬をたくさん服用している。
そんな時、私は何とも言えない気持ちになる。

どうして私たちは「一日でも長生きした方が幸せ」と信じているんだろう?
現代の人たちは、とかく「健康」崇拝していて、「老後も元気で」を実践しようとする。

もしかしたら、その道は苦しくて困難な道だとは思わないのだろうか?
情報が多すぎて、「老いへの諦め」時間が与えられていないような気がする。

もちろん私も健康で長生きしたいけれど。
でも、本当は60歳過ぎたら家で静かに過ごして、季節の移り変わりを縁側でのんびり眺めながら、人生をフェードアウトしていきたい。

寝たきりになったら困るけれど。
そう考えたら、「健康志向」もほどほどにしないと、思うように死ねないのかもしれない。






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by bonbonmama | 2011-10-27 23:09 | 読書

雪の結晶と北杜夫

短大の保育科にいたころ。

私は児童心理学やら社会福祉学やらの授業にあまり関心が持てなかった。そもそも児童心理学が好きだったら、あんな純粋無垢な幼子を日頃から「クソ餓鬼」呼ばわりするはずもない。

その代わり、物理の授業が好きだった。
何故、保育科だったのに物理の授業を選択できたのか、記憶が無い。
ともかく、その授業が私にとって一番興味関心があったのだ。

私の短大はH大の隣だったので、H大の助教授や講師が教鞭をとることがあった。
その物理の授業もH大の物理学の先生で、主に「雪の結晶」や「氷点下で起こる物理現象」などを教えてくれた。
それまで、物理学が大の苦手だった私なのだが、先生が雪の結晶のスライドを眺めながら「皆さん、雪の結晶はこんなにも色んな種類があって、本当に綺麗でしょう」とうっとりとした口調で説明するのを、私はワクワクしながら聞いていた。

この物理の先生は、かなり年配であったが、授業をしているときの瞳はまるで少年のようであった。
きっと、心からこの分野が好きで、研究が楽しくて仕方がないんだろうな・・・と学生時代の私は思った。

型破りな先生で、最後の授業の時には、生徒達に「南極の氷」を振る舞ってくれた。
研究のために行っている南極のお土産だ。
南極の氷をグラスに入れて、水を飲む。
何とも言えない幸福な気持ちが私を包んだ。
あの授業は本当に楽しかったな。

そんな先生が出す宿題は「読書感想文」だった。
物理学なのに、それとは全然関係ない本を課題にする。

最初の課題は北杜夫の「どくとるマンボウ青春期」であった。
記憶が定かではないが、その先生と北杜夫が高校時代の同級生だったとか。

はたして、「どくとるマンボウ青春期」は、私の大好きな本ベスト10に入ることになった。

どくとるマンボウ青春記 (新潮文庫)

北 杜夫 / 新潮社

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この本は、作家北杜夫の青春時代の回想録である。

戦後、食べることにも事欠きながらも、若者達はどん欲に学び、そしてそれ以上に破天荒に遊ぶ。
実在する登場人物たちが巻き起こす事件に腹を抱えて笑い、そしてその登場人物達のユーモアと示唆に富んだ一言一言に思わず唸ってしまう。
読み終えた後、羨ましくなるはずだ。この時代の若者達が。
現代の若者は、なんと不幸なんだろう・・・と悲しくもなる。

それでも、私は19歳の時にこの本に出会えた。
学ぶことの楽しさ。充実して生きることのすばらしさ。それらをこの本は気づかせてくれる。

本を読んだときには気がつかなかったが、今は物理の先生が授業と関係ないこの本を読むことを科したことを理解できる。
人生についてよく考えもせずに、保育科に来てしまった私たちに伝えたかったんだろう。
自分たちがかけがえのない青春時代を過ごしていることと、好きな分野を学ぶことの楽しさを。

もちろんこの本は10代~20代のうちに読んでおくことがベストだ。
でも、30代40代でも楽しめると思う。
私も煩煩が小説を読めるようになったら絶対にすすめたい一冊だ。

昨日、ニュースで作家・北杜夫の訃報を知った。

50人の保育士の卵に、雪の結晶について熱く語る老先生を思い出す。
保育には関係ない授業だったかもしれないが、その先生の姿は、理想の保育士と子ども達の関係に重なる。

また読みたくなったな。
「どくとるマンボウ青春期」を。

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by bonbonmama | 2011-10-27 21:22 | 読書

ある寒い日

ある寒い朝。

布団から出ると、足下がひんやりする。
新聞を取りに外に出ると、思わず「ぶるるっ」と身震いする。
そんな朝。

ついにこの日がやってきた。

私は堂々と宣言する。

「今日、こたつ出すよ。」

家族中、狂喜乱舞。

「こんなに汚い部屋では、こたつは出せない。」
私がそう言うと、いつもとは別人のように、家族総出で居間の片づけが始まる。

夫が、居間のテーブルに足を継ぎ足して、コタツ仕様にする(普段は低くして座卓として使っているのだ)。
押入からコタツ布団を出す。
夫婦でコタツの準備をしている間、子ども達は期待に目を輝かせて、コタツの周りをグルグル回っている。

そしていよいよ、スイッチオン。

半年ぶりにスイッチを入れたコタツは、ホコリが燃えて少々焦げ臭い。
そんな事はお構いなしで、夫と四人の子ども達は、肩までスッポリコタツに入る。
我が家のコタツは、大家族用の巨大サイズ。

買った当初は、「こんな邪魔くさいもの」と思っていだのだが、今ではこのサイズで良かったと思っている。

「暖かいね~」
「気持ちいいね~」

自然と目尻が下がる。

煩煩は、「季節の中で冬が一番好き」と言う。「コタツに入れるから」なんだそうだ。
私も同じ。
家族5人でコタツに入って、旦那はテレビを見て、煩煩はブロックをして、煩子は塗り絵をして、煩チビはぬいぐるみをコタツに入れて遊ぶ。そして私はゆっくり本を読む。
家族それぞれ別のことをしているんだけれど、コタツがあることで一体感が味わえる。
私が理想としている光景だ。

子ども達が眠った後。
コタツで飲むビールも最高だ。

足はポカポカ。
コタツの上には、ビールとつまみ。
そして手には本。

去年は、この状態で、いつの間にかコタツの中で眠っていたことが何度かあった。
真夜中に真っ暗な中、コタツの中で目が覚めるとちょっと怖い。

それでもやめられないコタツライフ。

コタツを使う分、節電しないとね。
それから食べ過ぎにも気をつけないと・・・・。

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by bonbonmama | 2011-10-04 16:27 | 日常