前が落ちた
2014年 03月 02日
金曜日の夜のことだ。
煩煩の野球のお迎えに行く時間になったのだが、夜飲み会があるはずの旦那の帰宅が遅い。
飲み会の会場まで今日も車で送らなければならないのだろうか?いや、でも、もうそろそろ煩煩の野球のお迎えにも行かなくちゃ。
ヤキモキしながら、私はすでに煩子と煩チビを車にのせて待機していた。
もう時間切れ。旦那の帰りを待たずに煩煩を迎えにいこうと車を発進させようとしたら、旦那がちょうど帰宅し、私の車の前に自分のワゴン車を停めた…。
『これから煩煩迎えにいくんだけど。あんたのことは送っていった方がいいの?』
と聞くと
『いや、俺はいい。自分で何とかするから』と旦那。
なら、先に連絡しろよ!!
携帯に電話しても無視するんだから!!
・・・との怒りは心に封印して、旦那の車に煩子たちを乗せ替え、煩煩を迎えにいった。
煩煩が室内練習をしている学校の駐車場に着いた。
体育館わきの駐車場は狭い。
旦那の大きな車はとても駐車しづらい。
だから、旦那の車で来たくないんだよ!!
私の車の前に自分の車停めやがって!!
・・・との怒りもまた心のなかに封印して、車の向きを変えながら前後に動かし駐車スペースに停めようとした。
ちょうど角度が決まって、いざバックしたときだった。
バギッ!!
ものすごい音がした。
慌てて車を止めて、車外に出てみる。
なんじゃこれ・・・・
!Σ( ̄□ ̄;)
衝撃のあまり、声もでなかった。
車の前部分、ナンバープレートを含めてガッパリ地上に落ちているではないか!!
呆然としたまま、私はすぐに旦那に電話した。
まだ家にいるはずだ。
私『あのさ…今、学校の駐車場なんだけど、車壊れた…』
旦那『はあっ?』
私『雪の塊がたくさんあるから、どれかにひっかかったんだわ。車の前が落ちた…』
旦那『はあっ?車の前が落ちた?』
私『どうしよう…車、走れる状態じゃない。家に帰れないんだけど…』
旦那『とりあえず俺さ飲み会行くから。何とかして。』
ツーツーツー
電話が一方的に切られた。
何これ?私も子供も見捨てられたの?
その状況になってはじめて私はパニックになった。
もう夜。修理工場も開いていない。
そうだ!!
私はA市で友達になったママさんのご主人が整備士であることを思い出した。
ちょうど5日前、自分の車の車検をやってもらい、親切丁寧、おまけに驚愕の料金で整備してもらっていたのだ。
頼れるのは旦那より友達。
私は急いで友達に電話した。
私『あのさ~今、学校の駐車場なんだけど。車を雪の塊に引っ掻けたみたいで、車の前部分がガッパリ落ちたの( ノД`)…』
友達『えっ?車の前部分が落ちた?』
ご主人に代わってもらい、同じ状況を説明する。
ご主人『へ?前部分が落ちた?と、とりあえず今、そちらに向かいますから。』
電話をやり取りしている間にも、野球のママさんたちが目の前を通る。
『何これ~!?どうしたの!Σ( ̄□ ̄;)』
『もしかしてMさんの車かい?大丈夫(;・ω・)』
大丈夫ではない。
心細く待っていたら、軽トラックで颯爽と現れた作業着のご主人。
ああ、いつもの5割増しで格好よく見える。
見捨てて飲み会に行った旦那とは雲泥の差だ。
車を見て、友達のご主人が一言。
『イヤァ~ずいぶん乱暴に乗ったなあ。ははは。』
いや、たまたま乗り慣れていない大きなワゴン車だったので…(;・ω・)
ご主人の見立てによると、プラスチックの部品は壊れ、車体の下部分も衝撃で割れているものの、応急処置をすれば家までは乗って帰れるとの事。
手早く応急処置をしてもらい、何とか見かけだけは破損前の状態に戻った。
『後日あらためて修理に出しますから。その時に今日の工賃も請求してください( ´△`)』
と私が言うと、ご主人は
『いや~、いいですいいです。たまたま通りがかりの事ですから~』
と爽やかに軽トラックで去っていった。
私は知っている。実は自宅でくつろぎ、夕食の最中だったことを。
今回の一連の出来事を、他の友達に興奮ぎみに話していたら・・・
『Tちゃん…車の前部分が落ちた?って、つまりバンバーの事?』
ああ、そうか。
あの部分はバンパーって呼ぶのか。聞いたことはあるけど。
『車の前部分が落ちた、って、聞いた方もかなりビックリすると思うよ』
そ、そうだね。今思えば(;´д`)
それにしても、今年は車関係ついてないな…。
修理代、いくらかかるんだろう。
バンバーとやらは無傷だから安くすめばいいけど
。。(〃_ _)σ∥
煩煩の野球のお迎えに行く時間になったのだが、夜飲み会があるはずの旦那の帰宅が遅い。
飲み会の会場まで今日も車で送らなければならないのだろうか?いや、でも、もうそろそろ煩煩の野球のお迎えにも行かなくちゃ。
ヤキモキしながら、私はすでに煩子と煩チビを車にのせて待機していた。
もう時間切れ。旦那の帰りを待たずに煩煩を迎えにいこうと車を発進させようとしたら、旦那がちょうど帰宅し、私の車の前に自分のワゴン車を停めた…。
『これから煩煩迎えにいくんだけど。あんたのことは送っていった方がいいの?』
と聞くと
『いや、俺はいい。自分で何とかするから』と旦那。
なら、先に連絡しろよ!!
携帯に電話しても無視するんだから!!
・・・との怒りは心に封印して、旦那の車に煩子たちを乗せ替え、煩煩を迎えにいった。
煩煩が室内練習をしている学校の駐車場に着いた。
体育館わきの駐車場は狭い。
旦那の大きな車はとても駐車しづらい。
だから、旦那の車で来たくないんだよ!!
私の車の前に自分の車停めやがって!!
・・・との怒りもまた心のなかに封印して、車の向きを変えながら前後に動かし駐車スペースに停めようとした。
ちょうど角度が決まって、いざバックしたときだった。
バギッ!!
ものすごい音がした。
慌てて車を止めて、車外に出てみる。
なんじゃこれ・・・・
!Σ( ̄□ ̄;)
衝撃のあまり、声もでなかった。
車の前部分、ナンバープレートを含めてガッパリ地上に落ちているではないか!!
呆然としたまま、私はすぐに旦那に電話した。
まだ家にいるはずだ。
私『あのさ…今、学校の駐車場なんだけど、車壊れた…』
旦那『はあっ?』
私『雪の塊がたくさんあるから、どれかにひっかかったんだわ。車の前が落ちた…』
旦那『はあっ?車の前が落ちた?』
私『どうしよう…車、走れる状態じゃない。家に帰れないんだけど…』
旦那『とりあえず俺さ飲み会行くから。何とかして。』
ツーツーツー
電話が一方的に切られた。
何これ?私も子供も見捨てられたの?
その状況になってはじめて私はパニックになった。
もう夜。修理工場も開いていない。
そうだ!!
私はA市で友達になったママさんのご主人が整備士であることを思い出した。
ちょうど5日前、自分の車の車検をやってもらい、親切丁寧、おまけに驚愕の料金で整備してもらっていたのだ。
頼れるのは旦那より友達。
私は急いで友達に電話した。
私『あのさ~今、学校の駐車場なんだけど。車を雪の塊に引っ掻けたみたいで、車の前部分がガッパリ落ちたの( ノД`)…』
友達『えっ?車の前部分が落ちた?』
ご主人に代わってもらい、同じ状況を説明する。
ご主人『へ?前部分が落ちた?と、とりあえず今、そちらに向かいますから。』
電話をやり取りしている間にも、野球のママさんたちが目の前を通る。
『何これ~!?どうしたの!Σ( ̄□ ̄;)』
『もしかしてMさんの車かい?大丈夫(;・ω・)』
大丈夫ではない。
心細く待っていたら、軽トラックで颯爽と現れた作業着のご主人。
ああ、いつもの5割増しで格好よく見える。
見捨てて飲み会に行った旦那とは雲泥の差だ。
車を見て、友達のご主人が一言。
『イヤァ~ずいぶん乱暴に乗ったなあ。ははは。』
いや、たまたま乗り慣れていない大きなワゴン車だったので…(;・ω・)
ご主人の見立てによると、プラスチックの部品は壊れ、車体の下部分も衝撃で割れているものの、応急処置をすれば家までは乗って帰れるとの事。
手早く応急処置をしてもらい、何とか見かけだけは破損前の状態に戻った。
『後日あらためて修理に出しますから。その時に今日の工賃も請求してください( ´△`)』
と私が言うと、ご主人は
『いや~、いいですいいです。たまたま通りがかりの事ですから~』
と爽やかに軽トラックで去っていった。
私は知っている。実は自宅でくつろぎ、夕食の最中だったことを。
今回の一連の出来事を、他の友達に興奮ぎみに話していたら・・・
『Tちゃん…車の前部分が落ちた?って、つまりバンバーの事?』
ああ、そうか。
あの部分はバンパーって呼ぶのか。聞いたことはあるけど。
『車の前部分が落ちた、って、聞いた方もかなりビックリすると思うよ』
そ、そうだね。今思えば(;´д`)
それにしても、今年は車関係ついてないな…。
修理代、いくらかかるんだろう。
バンバーとやらは無傷だから安くすめばいいけど
。。(〃_ _)σ∥
by bonbonmama
| 2014-03-02 18:47