T君
2013年 04月 10日
煩子の夢は『モデルになること』
歯を綺麗にしたくて、寝る前に5回は歯をみがく。
風呂あがりは、恥ずかしいのでタオルで胸をかくして出てくる。
同年代の女の子の遊びは子どもっぽいと思っているけど、はにかみながら遊びに付き合っている。
そんなオマセな煩子もいよいよ一年生。
転入してきたばかり、誰も知らない教室で入学式を待っていた。
隣の席はどんな子だろう?私も煩子もドキドキしながら待っていた。
いくらたっても隣は空席。
先生が、『どうしたんでしょう?遅いですね』と話すと、他のお母さん達がザワザワ噂してる。
『ものすごい寝グセで入ってくるかもね』
『まだ寝てるのかもね』
ヒソヒソ噂話を聞いていて、どんな子どもなのか想像できた。
少し遅刻してT君がボーッとした顔で、教室に入り、煩子の隣の席についた。
『へへへ…(*´∀`)』
笑いかけてくるT君に、戸惑う煩子。
担任の先生がじゃんけん大会をしようと、子どもたちに提案した。
煩子は顔面蒼白。こういうシュチエーション苦手なのだ。最後まで負け残るのが恥ずかしいのだ。
煩子の隣にいるT君が、
『ねーねー、あんた何出すのー?』
『うわぁ~負けた~!次はチョキ出そうぜ!』
『ギャー!チョキダメだよー。次はパーにしようぜ。』
そう言いながら、出したパーの手で煩子の手をべたべた触ってくる。
明らかに『何なの?こいつ』と戸惑いの表情の煩子だった。
家に帰って来てから、煩子は口を尖らせた。
『もう、T君って大変(`□´)
並んでるときに『ウルトラショック!!』って叫んで先生に叱られるし、手を洗ってたら私の後ろで『コマネチ、コマネチ』ってやるし、『手、繋ごうー』って馴れ馴れしくするし…』
怒っている煩子の前で私は大笑い。
『いいね!T君。最高じゃん。そう言うキャラ、お母さん大好きだわ~(*^▽^)/』
すると『じゃあお母さんが学校で相手してよ!!
授業中、T君すぐオナラするけど私何も言わずに我慢してるの!!ベタベタしてくるのだって我慢してるんだから!!』と煩子。
私が『あんた、そうとう気に入られてるんだわ~』と慰めると、煩子がつぶやいた。
『大きな町に来たら、学校にもイケメンいると思ってたのに…』と。
そんな風にボヤく煩子だが、母にはわかるのだ。
『新しい学校行きたくない』
『誰も知らないから休み時間どうしよう』
そんな風に不安がっていた煩子が、今、とっても楽しそうに学校に行っているのは、T君の力が大きいことを…。
『昨日はね、HちゃんとSちゃんが、T君に怒ってくれたの。あんまり私にしつこくしたら嫌われるよ、って<(`^´)>』
そんな煩子は、仲良しの友達が、5人もできたらしい。
緊張を和らげてくれたT君に感謝。
歯を綺麗にしたくて、寝る前に5回は歯をみがく。
風呂あがりは、恥ずかしいのでタオルで胸をかくして出てくる。
同年代の女の子の遊びは子どもっぽいと思っているけど、はにかみながら遊びに付き合っている。
そんなオマセな煩子もいよいよ一年生。
転入してきたばかり、誰も知らない教室で入学式を待っていた。
隣の席はどんな子だろう?私も煩子もドキドキしながら待っていた。
いくらたっても隣は空席。
先生が、『どうしたんでしょう?遅いですね』と話すと、他のお母さん達がザワザワ噂してる。
『ものすごい寝グセで入ってくるかもね』
『まだ寝てるのかもね』
ヒソヒソ噂話を聞いていて、どんな子どもなのか想像できた。
少し遅刻してT君がボーッとした顔で、教室に入り、煩子の隣の席についた。
『へへへ…(*´∀`)』
笑いかけてくるT君に、戸惑う煩子。
担任の先生がじゃんけん大会をしようと、子どもたちに提案した。
煩子は顔面蒼白。こういうシュチエーション苦手なのだ。最後まで負け残るのが恥ずかしいのだ。
煩子の隣にいるT君が、
『ねーねー、あんた何出すのー?』
『うわぁ~負けた~!次はチョキ出そうぜ!』
『ギャー!チョキダメだよー。次はパーにしようぜ。』
そう言いながら、出したパーの手で煩子の手をべたべた触ってくる。
明らかに『何なの?こいつ』と戸惑いの表情の煩子だった。
家に帰って来てから、煩子は口を尖らせた。
『もう、T君って大変(`□´)
並んでるときに『ウルトラショック!!』って叫んで先生に叱られるし、手を洗ってたら私の後ろで『コマネチ、コマネチ』ってやるし、『手、繋ごうー』って馴れ馴れしくするし…』
怒っている煩子の前で私は大笑い。
『いいね!T君。最高じゃん。そう言うキャラ、お母さん大好きだわ~(*^▽^)/』
すると『じゃあお母さんが学校で相手してよ!!
授業中、T君すぐオナラするけど私何も言わずに我慢してるの!!ベタベタしてくるのだって我慢してるんだから!!』と煩子。
私が『あんた、そうとう気に入られてるんだわ~』と慰めると、煩子がつぶやいた。
『大きな町に来たら、学校にもイケメンいると思ってたのに…』と。
そんな風にボヤく煩子だが、母にはわかるのだ。
『新しい学校行きたくない』
『誰も知らないから休み時間どうしよう』
そんな風に不安がっていた煩子が、今、とっても楽しそうに学校に行っているのは、T君の力が大きいことを…。
『昨日はね、HちゃんとSちゃんが、T君に怒ってくれたの。あんまり私にしつこくしたら嫌われるよ、って<(`^´)>』
そんな煩子は、仲良しの友達が、5人もできたらしい。
緊張を和らげてくれたT君に感謝。
by bonbonmama
| 2013-04-10 20:29