子どもと遊ぼう!夫を愛そう!人生を楽しもう!!保育士・煩煩ママの元気が出るBLOG。


by bonbonmama
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隠蔽工作

事件は一ヶ月ほど前に起こった。

ある晴れた午前中。
煩煩が体育の授業でマラソンの練習をしているので、小学校まで見に行った(私の他にも、毎回ちらほらお母さん達が見に来ている)。

職員玄関前の駐車場にバックで車を止めた。

その時。


・・・メリメリメリメリ。

運転していて今まで感じたことのない不気味な感触がわかった。

「しまった!!そう言えば、後ろに高さの低い反射板のポールがあったんだった!!」

気がついたが後の祭り。

見たくないけど、見なければならない。
現実を直視するのって私は苦手。
おそるおそる車の後ろにまわった。

あ~あ。かなりポールがめり込んだみたい。
およそ5cmくらいの深さに凹んだ跡が、ポールの形に長さ30cmくらいにわたって残っていた。
特にリアバンパーと呼ばれる部分は痛々しい。

近くにいた友人SとYに見てもらった。
「あ~あ・・・結構やっちゃったね。」とS。
「そう?私ならそのまま走るけど」とY。

意外と私はこれまで無事故無違反。車を擦ったりぶつけた事もなかった。
だから、ショックと言えばショックなのだが、新車で買ったこの車ももう6年。新しくもないし、ボロボロになるまで乗り潰そうと思っていたので、車を傷つけた事はショックではなかった。
修理に出すつもりもないし、ましてや保険を使って修理に出すことなど考えてもいない。

それでも・・・やっぱり目立つよなあ・・・この凹み具合は。

とりあえず一番いやなのが、夫にこの事を知られることだ。
夫に知られなければ、どんなに車が傷ついていたって平気。

私は妹に電話した。
妹とその旦那は、昔はかなりやんちゃで、自分たちで車を改造していたクチだ。

事情を説明すると、横で聞いていたらしい妹の旦那がこう言った。

「熱湯を大量にかけてみたら直ることもあるよ。」と。

熱湯???


半信半疑だったが、ここはワラをもつかむ気持ち。
修理代を出さず、夫にもばれずに穏便に済ませられるならなんだってする。

私はヤカンに熱湯を湧かして、何度も凹み部分にかけ流した。

4~5回台所を往復して熱湯を流したであろうか。
気がついたら・・・あれ?凹みが直ってる!!

これはもしかしたら、カップ焼きそばのお湯をシンクに流すときに「ベコッ」と変形する、あの原理か?!
さすがは元暴走族の妹とその旦那。
昔、実家の前に集結した爆音の車を見て「頭悪そ~」とバカにしていたことを心の中で詫びた。
確かに勉強は出来ないだろうが、彼らのような人種は、私よりも色んな裏技や反則技をもっているのだ。

とりあえず、これで応急処置?は終わった。
あいかわらずバックドアには30cmほどの凹みがあるが、近くで見たらわからない(逆に遠くからみたら目立つ)。
あとは、夫にばれないことを神に祈る日々。

夫だけが知らない。

家の前に止まっている車を見て、近所の人が「もしかして車ぶつけた?」とニヤニヤと冷やかす。

夫だけが知らない。

私の隠蔽工作を知って、母が「まだ旦那気がつかないの?」と呆れる。

夫だけが知らない。

友達や学校や幼稚園のお母さん方が「まだばれてない?」と心配する。

ああ。
夫だけが知らずに一ヶ月たった。

先日の祝日。
夫が半日仕事が休みなので、タイヤ交換をすると言い出した。

そうか・・・タイヤ交換というイベントがあったのだ。
もう、隠してはおけない。
絶対に気がつくはずだ。
私はこってり叱られるだろう。
そして直ちに車を修理に出すように言われるはずだ。

私は観念して、罪を告白した。

「重大な事を告白しなければいけない。怒らずに最後まで聞いて欲しい。」私はかしこまって夫に一ヶ月ほど前に車をぶつけたことを告白した。

「ああ、前から気がついてた。どっかにぶつけたのかな~って。後ろのドアが開くんだったらいいんじゃない?」

な~んだ。
全然怒ってないじゃん!!
夫がここまで大らかで優しい人だったとは。
私は夫の全身から観音様のようなオーラを感じた。

ホッとした私は続けて告白した。

「なんだ~怒ってないの?良かった~。

実はさ、怒られるかと思って、慌てて妹に電話してさ。お湯かけたら直るって聞いて、実行したら本当に直ったさ!今じゃ、ほとんど目立たないでしょ?
だから気がつかなきゃいいな~って一ヶ月も毎日ドキドキしてたよ。
ドキドキして損したわ~。」


ふと、夫の顔を見ると、観音様から般若の顔になっていた。

「お前、偽装工作してたの?

どうせばれる事を何でごまかすんだ!!

やってることは小学生と変わらんぞ!!!」

こってり叱られた。

「どうして今頃言う気になったんだ?」と夫。

「だって、タイヤ交換したらばれるでしょ」と私。

「崖っぷちになって、初めて反省するって、ほんと子ども以下だわ」

呆れる夫に、私はヘラヘラと笑うしか無かったのであった。

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隠蔽工作後のリアバンパー。
お湯をかける前は、もっとグッシャリ凹んでいた。



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by bonbonmama | 2011-11-07 13:21 | 日常