今年最初のぼやき
2011年 01月 14日
私は育児情報誌「ひOこクラブ」や「こっOクラブ」が嫌いだ。
そう公言して憚らない。
愛読している人には申し訳ないが、やはり私は嫌いなのだ。
「すばらしい育児への扉」そんな雰囲気の表紙に惑わされて手に取った6年前。
お手軽離乳食を紹介するページには、ほうれん草を磨りつぶして、人参を星形に切って、宝石箱のように飾り付けられた離乳食がずらり。
赤ちゃんの模範的なスケジュールを紹介したページには、三時間ごとに授乳して、昼はおめかしして散歩して、夜は一回か二回起きるくらいでまとめて寝られるラッキーなお母さんが紹介されている。
「困ったときにはこれ!」と、育児の知恵袋的なページには、夜泣きをするときにはこれを試す。なかなか食べないときにはこれを試す。そんな当たるも八卦当たらぬも八卦的な、運次第の知恵が並べられている。
そんな万事がうまくいくはずもない事を、一体、どうして誰も教えてくれなかったのか。
「ひOこクラブ」や「こっOクラブ」を読んでる人に教えてあげたい。
子供が三歳になるくらいまで、牛乳がこぼれた絨毯が臭いよ。
授乳が3時間ごとなんて、幻想だよ。へたしたら丸一日、乳丸出しだよ。
子供が後追いするから、トイレの扉も開けっぱなしだよ。
お酒飲む人は、授乳中、すっごくアルコールが恋しくなるよ。
夜泣きや寝付かない事なんて、ほとんど解決方法ないよ、成長するまで耐えるしかないよ。
子供への上手な褒め方、叱り方なんて、長続きしないよ。結局、その日の母親の気分だよ。
優雅に座って、子供のアルバム整理したり、育児日記書いている時間なんて、ほとんどないよ。
子供が興奮して遊んでいる時のあのキーキー声は、脳にけっこうなダメージだよ。
・・・etc
まだまだあるよ。教えてあげたいこと。
だから、本音のところを互いにぶちまけ合って、共感した方したり、勇気づけられた方がよっぽど良いと思うんだ私は。
皆の現実を知らなかった頃は、世界で一番、育児で苦労しているのは自分だと思っていたから・・・。
そんな私の今の現実。
思えば、煩煩が生まれてから六年間。
「少しは育児が楽になったかも?」と思わないではないが、それは「子供が成長した」よりも、「私が育児の労苦に慣れてきた」事が大きいように思う。
二歳違いで3人ボコボコ産み落としたので、ずっと妊娠&育児している私。
その間、子供の泣き声にも慣れてしまった。今では「鈴の音」ほどにしか感じない(笑)
座っている暇が無く、つねに「お母さん!」「お茶の飲みたい!」「ウンコでた!」と呼ばれ、立って座って、また立って・・・・の繰り返しも、もう諦めた。私がやるしかないんだから。
「お母さん遊んで」を適当に流す方法もなんとなくわかった(笑)
子供の声をシャットアウトするコツもなんとなく覚えた。
これは、私の生命維持に必要な、防御反応なのだ。
そんな私に、夫は言う。
「おまえ、何で子供が呼んでいるのにすぐ行かないんだ!」
「抱っこして欲しいと言ってるんだから抱っこしてやれ」
「イライラして子どもにあたるのはやめろ」
いや~~~いやいやいや。旦那さん。
そんな事、言われなくても理解してるんです。
ただ、頭の中のイライラや、面倒くささで体がすぐに動かない事を、自分なりに処理して折り合いをつけようとしているんです、毎回。
自分の限界と母親としての責任とを戦わせている最中なんですよ、そういう時は。
・・・てな事を、その場で言えるはずもなく。
この気持ちは、24時間、幼子の世話をしている人にしか理解できないと思うので。
そういう事で、夫の言葉によりいっそうイライラが増幅する私。
嗚呼、いつになったら平穏で静かな悟りの境地に行けるのか。
そもそも私は、静かな環境が好きなのだ。
イライラしたくもないし、無駄に喋りたくもない。
そしてまだまだ悟りきれない私が手を出したのが「漢方薬」と言う名の最終兵器。
同じくイライラに悩んでいた悪友が、漢方を飲んでから落ち着いたと聞いて、私も少し分けてもらった。
ただいま服用して二日目。
イライラは落ち着くのか?
漢方薬の効き目なのか?
それとも自己暗示なのか?
穏やかに育児がしたい。
まるで、「ひOこクラブ」や「こっOクラブ」に登場する、すてきなママのように・・・・。
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そう公言して憚らない。
愛読している人には申し訳ないが、やはり私は嫌いなのだ。
「すばらしい育児への扉」そんな雰囲気の表紙に惑わされて手に取った6年前。
お手軽離乳食を紹介するページには、ほうれん草を磨りつぶして、人参を星形に切って、宝石箱のように飾り付けられた離乳食がずらり。
赤ちゃんの模範的なスケジュールを紹介したページには、三時間ごとに授乳して、昼はおめかしして散歩して、夜は一回か二回起きるくらいでまとめて寝られるラッキーなお母さんが紹介されている。
「困ったときにはこれ!」と、育児の知恵袋的なページには、夜泣きをするときにはこれを試す。なかなか食べないときにはこれを試す。そんな当たるも八卦当たらぬも八卦的な、運次第の知恵が並べられている。
そんな万事がうまくいくはずもない事を、一体、どうして誰も教えてくれなかったのか。
「ひOこクラブ」や「こっOクラブ」を読んでる人に教えてあげたい。
子供が三歳になるくらいまで、牛乳がこぼれた絨毯が臭いよ。
授乳が3時間ごとなんて、幻想だよ。へたしたら丸一日、乳丸出しだよ。
子供が後追いするから、トイレの扉も開けっぱなしだよ。
お酒飲む人は、授乳中、すっごくアルコールが恋しくなるよ。
夜泣きや寝付かない事なんて、ほとんど解決方法ないよ、成長するまで耐えるしかないよ。
子供への上手な褒め方、叱り方なんて、長続きしないよ。結局、その日の母親の気分だよ。
優雅に座って、子供のアルバム整理したり、育児日記書いている時間なんて、ほとんどないよ。
子供が興奮して遊んでいる時のあのキーキー声は、脳にけっこうなダメージだよ。
・・・etc
まだまだあるよ。教えてあげたいこと。
だから、本音のところを互いにぶちまけ合って、共感した方したり、勇気づけられた方がよっぽど良いと思うんだ私は。
皆の現実を知らなかった頃は、世界で一番、育児で苦労しているのは自分だと思っていたから・・・。
そんな私の今の現実。
思えば、煩煩が生まれてから六年間。
「少しは育児が楽になったかも?」と思わないではないが、それは「子供が成長した」よりも、「私が育児の労苦に慣れてきた」事が大きいように思う。
二歳違いで3人ボコボコ産み落としたので、ずっと妊娠&育児している私。
その間、子供の泣き声にも慣れてしまった。今では「鈴の音」ほどにしか感じない(笑)
座っている暇が無く、つねに「お母さん!」「お茶の飲みたい!」「ウンコでた!」と呼ばれ、立って座って、また立って・・・・の繰り返しも、もう諦めた。私がやるしかないんだから。
「お母さん遊んで」を適当に流す方法もなんとなくわかった(笑)
子供の声をシャットアウトするコツもなんとなく覚えた。
これは、私の生命維持に必要な、防御反応なのだ。
そんな私に、夫は言う。
「おまえ、何で子供が呼んでいるのにすぐ行かないんだ!」
「抱っこして欲しいと言ってるんだから抱っこしてやれ」
「イライラして子どもにあたるのはやめろ」
いや~~~いやいやいや。旦那さん。
そんな事、言われなくても理解してるんです。
ただ、頭の中のイライラや、面倒くささで体がすぐに動かない事を、自分なりに処理して折り合いをつけようとしているんです、毎回。
自分の限界と母親としての責任とを戦わせている最中なんですよ、そういう時は。
・・・てな事を、その場で言えるはずもなく。
この気持ちは、24時間、幼子の世話をしている人にしか理解できないと思うので。
そういう事で、夫の言葉によりいっそうイライラが増幅する私。
嗚呼、いつになったら平穏で静かな悟りの境地に行けるのか。
そもそも私は、静かな環境が好きなのだ。
イライラしたくもないし、無駄に喋りたくもない。
そしてまだまだ悟りきれない私が手を出したのが「漢方薬」と言う名の最終兵器。
同じくイライラに悩んでいた悪友が、漢方を飲んでから落ち着いたと聞いて、私も少し分けてもらった。
ただいま服用して二日目。
イライラは落ち着くのか?
漢方薬の効き目なのか?
それとも自己暗示なのか?
穏やかに育児がしたい。
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by bonbonmama
| 2011-01-14 21:36
| 日常