小学生の恋愛事情 |
2012年 01月 26日 |
男の子二人、それから女の子も二人。
男の子達がゲームに夢中になっているさなか、玄関のチャイムが鳴って女の子二人が登場した。
「こんにちは。お邪魔します。」
お行儀よくお辞儀して、靴を揃える。
ああ、小学生の女の子って、新鮮だな。
女の子が来るとあって、私は張り切って手作りお菓子を作って待っていた。
「うわぁ~美味しそう。おばさんが作ったの?」
ココア蒸しパンを食べながら、女の子特有の恋愛話が始まった。
野郎三人はといえば、相変わらずゲームに夢中。照れているのか、女の子の話に入ってこないし振り向きもしない。
私「ねぇ、ねぇ、小学校って楽しい?二人とも好きな人はできた?」
Mちゃん「う~ん。あんまり好きな人はいない。格好いいな~と思う人はいるけど。」
Fちゃん「うそ~格好良い人いないよ、うちのクラス。」
私「いないの?一年生同士で付きあってる人はいないの?」
Mちゃん「前まではR君とRちゃんが付きあってたけど、夏くらいに別れたって。」
Fちゃん「そうそう。今はRちゃんはS君と両想い。今日も追いかけっこして、女子トイレまで入ってきたよ~S君。」
お付き合いのファーストステップが「追いかけっこ」っていうところが幼くて可愛い。まあ、20年経っても、男女関係は色んな意味で「追いかけっこ」から進歩していないが。
一年生の可愛い恋愛事情をもっと聞いてみたくて、私はまた質問した。
私「一年生の男子で誰が一番女の子に人気あるの?」
この質問に、明らかに反応している男子三人。
テレビゲームをやっていると見せかけて、背中で話を聞いているようだった。
Fちゃん「やっぱり、O君とO君かな。」
二人のO君は、一年生のスポーツ万能イケメン双子コンビの事だ。
私「すごい人気なの?」
Mちゃん「うん、好きって言う人はけっこういるみたい。でも、二人ともMちゃんが好きで、Mちゃんも二人のこと好きなんだって。」
私「え~そうなんだ。残念だね。やっぱりO君は顔が格好いいから人気あるのかな?それとも優しいから?」
Fちゃん「優しいからじゃない?」
煩煩「O君優しくないよ!バスケする時怖いもん!!」
・・・お前、やっぱり会話全部聞いてたんでしょ。
煩煩「バスケの練習の時、もっと声出せ!とか怒るし。」
私「あんた、それスポーツやってたら当然のことなんだよ。」
我が子ながら、情けない。自分のヘタレぶりを棚に上げて、友達のポイントを下げようとするとは。
ゲームをしている男子三人の名前がちっとも出てこないので、気を利かせて私は女の子に聞いてみた。
私「Y君とかは?格好いいし、頭いいしいいじゃん。」
Y君「おれ、頭良くないってば!バカだもん俺。」
慌てて振り向いて否定するY君。・・・だから、あんたもさっきからゲームしてたんじゃ・・・。
そんなY君をFちゃんが上から目線でバッサリ。
F君「Y君はね~面白いけど、休み時間にふざけてばっかりだからダメ~。すぐウンコとかチンチンとか言うし。」
Y君「いいもん、俺、ウンコとかチンチン好きだもん。」
いかにも「女子なんて、関係ねぇ!」と、おどけるY君の後ろ姿が悲しかった。
私「じゃあさ、Y君は?マジメだし、優しいしいいんじゃない?」
私はもう一人のY君の事も聞いてみた。
Mちゃん「う~ん。Y君はマジメだけど・・・面白くないし。」
マジメなY君は、聞かなかったふりして黙々とゲームをしていた。
私「うちのT(煩煩)は~?どう?人気ある?」
結果は目に見えているが、一応聞いてみた。
Fちゃん「T君はね~優しいけど・・・。」
Mちゃん「優しいのは優しいんだけどね・・・。」
母親を目の前にしてはさすがに言いにくそう。一年生でも女子は空気をしっかり読んでいる。
私「やっぱり地味だからだめかい?」
Fちゃん「う~ん・・・顔が・・・。」
Mちゃん「顔がね・・。」
・・・・ふ、振り向くな、煩煩!!(ノД`)・゜・。
お前の気持ちは母は十分わかっているぞ!!
背中が泣いている煩煩の為に、私は母として必死にフォローした。
私「でもさ~格好いい人好きになるより、面白い人や真面目な人や優しい人の方がいいって。格好いい人なんて、人気ありすぎて性格悪いかもよ。それに他の女の子にも人気あるから両想いになれないよ。」
Fちゃん「そうかもね~。」
私「そうだよ~。いいよ~煩煩だって。」
Mちゃん「う~ん。じゃあ、考えておくわ。」
Fちゃん「もうすぐバレンタインだしね。」
私「いやいや、無理しなくていいの。バレンタインには本当に好きな人にあげればいいよ。」
息子のバレンタインまでねだれば、親ばかまっしぐら。煩煩だってマザコン息子になってしまう。
私「・・・でも、義理チョコ余ったら考えておいて。」
私は遠慮がちに小声で言った。
もてない息子を持つ親は、女の子に頭が上がらないのだ。
その日の夜。
旦那が帰ってきて、女の子達とのやりとりを教えてあげた。
旦那「お前、男子がいる前でそんな話したの?デリカシー無いな~。」
それまで無言だった煩煩も強く賛同した。
煩煩「そうだよ!お母さん酷いよ。俺たちの前でそんな話したら、傷つくよ!!
Y君達だってきっと傷ついてたよ!!。・"(>0<)"・。」
そう言ったきり、コタツに潜って隠れてしまった。
そうか、そうか、ゴメンよ男子達。
だが、諦めるのはまだ早い。
女子には人気薄かもしれないが、36歳のこのおばさんは、おバカなあんた達が大好きだよ。
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# by bonbonmama | 2012-01-26 12:51 | 日常 | Comments(0)










































































